鳥屋城址
標高約300メートルの鳥屋城山の山頂にあり、石垣や土塁、堀跡などが残されています。かつては石垣城とも呼ばれ、紀伊国守護であった畠山氏の時代に支配拠点として本格的に整備されたと考えらえます。天正13年(1585)には、羽柴秀吉の紀州攻めにより落城したことが史料で確認できます。中世の最末期に使用されたことが分かる城跡として貴重であることから、和歌山県の史跡に指定されています。
金屋中学校東側の公園から遊歩道が整備されており、山頂まで登ることができます。麓から山頂までは約30分です。
鳥屋城(とやじょう)山は昔畠山氏のお城があったといわれています。ふもとには公園が整備され、展望台、四阿、トイレ、遊具などがあります。春には桜が満開になり、3月下旬から4月まで提灯に明かりがともされ、花見の絶好のポイントです。
また、高さ305mの鳥屋城山への道が整備され”木もれび”を浴びた遊歩道はハイキングに最適で山頂は展望がよく西有田から四国、淡路を一望することができます。山頂には、和歌山県の史跡に指定されている鳥屋城跡があります。
住所 | 〒643-0142 和歌山県有田郡有田川町小川 |
電話番号 | 有田川町商工観光課 0737-52-2111(代) |